☆初めてのスイス生活☆
はじめまして。2008年4月より、チューリッヒでの生活がスタートいたしました。ドイツ語も英語も話せません。そんな私の日々の生活をお伝えしていきたいと思います。そして、今後スイスで生活される方へ、少しでもお役に立てればと思っています。
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Vincent Van Gogh(フィンセント・ファン・ゴッホ)
ただいまKunstmuseum Basel(バーゼル市立美術館)では、

『Vincent van Gogh』(ゴッホ展)が開催されており、

世界中の美術館から

あの有名なオランダの画家「フィンセント・ファン・ゴッホ」の絵が集められています。

CIMG3027.jpg
Vincent van Gogh
期間:2009年4月26日~2009年9月27日
時間:火曜日~日曜日の9時~19時
入場料:大人28CHF(スイスミュージアムパスをお持ちの方は18CHF)
ゴッホ展では、

ゴッホの初期の作品から最期を迎えるまでの作品が

年代別にずらりと展示されており、

ゴッホの心理的変化がうかがえてとても興味深かったです。

ご存じのとおり、ゴッホは自分の耳を切り落とすといった奇行があり、

(親友のゴーギャンがゴッホの耳を切り落としたという説があるようですが、

果たして真実は如何に・・・!?)

精神病院に入院していたのですが、

入院前後の時期に書かれた作品は、

ゴッホの苦悩がそのまま表れているような、でもすごく力強く、

直接心に訴えかけられゴッホの世界に引き込まれそうな、

なんともいえない作品ばかりでした。

旦那様と私の一番のお目当ては『ドービニーの庭』という作品。

この「ドービニーの庭」は、

ゴッホが同じ名前・同じ構成で2点描いており、

1点はここスイスのバーゼル市立美術館、

そしてもう1点は日本のひろしま美術館が収蔵しています。

バーゼル市立美術館に収蔵されている作品が先に書かれ、

ひろしま美術館に収蔵されている作品は、

先に書かれた作品をゴッホ自身が模写したものです。

同じ名前・同じ構成で描かれたこの2作品ですが、

実は大きな違いがあるのです。
VanGogh_Daubigny.jpg
バーゼル市立美術館収蔵の作品(Wikipediaより)
800px-Vincent_Willem_van_Gogh_021.jpg
ひろしま美術館収蔵の作品(Wikipediaより)

わかりましたか?

中央やや左よりの下の部分、

バーゼル市立美術館の作品には黒猫が描かれているのですが、

ひろしま美術館の作品には黒猫がいません。

ひろしま美術館の作品は、

ゴッホが自殺を図る直前に描かれた作品であり、

黒猫はゴッホ自身、

そしてその自分自身である黒猫を描かないということで、

「厄介者は消えます」というゴッホの遺言であるというがありました。

でも、確かに黒猫はいませんが、よく見るとそこだけ周りと色が違うのです。

また、ゴッホが生前弟テオにあてた手紙の中に

「ドービニーの庭」の構図について詳しく述べており、

その手紙の中で「黒猫を描いた」という風に書き残しています。

「ゴッホの死後、何者かによって黒猫が塗りつぶされたのではないか!?」

実際その部分に黒猫が描かれていたのか調査されてきたのですが、

無理に調べてしまうと作品を損傷する恐れがあるということで

長年謎のままだったそうです。

それが技術の進歩により、作品を損傷することなく調査できるようになり、

昨年、その部分には黒猫が描かれていたということが証明されました。

やはり黒猫は、誰かの手により塗りつぶされたようです。

この黒猫を塗りつぶしたのは、ゴッホ作品収集家の一人である

「エミール・シェフネッケル」であるというがあります。

ゴッホの絵は当時全く売れなかったので、

絵が売れるように買い手側の希望に合わせて

エミール・シェフネッケルが黒猫を塗りつぶしたのではないか?

と言われています。

このように、色々な説がある「ドービニーの庭」。

絵を見るだけでも楽しく素晴らしいことですが、

こういった裏に隠されたお話を頭に入れて見る作品は、

さらに面白さを引き立ててくれますキラキラ

「ドービニーの庭」はバーゼル美術館に収蔵されている作品ですので、

ホッゴ展が終わってからも見ることができますかおまる

テーマ:スイス - ジャンル:海外情報

【2009/05/10 21:35】 | イベント | トラックバック(0) | コメント(4)
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コメント
普段も見られるのですね
あの絵はここの美術館に収蔵されているものだったとは。
ここのブログはいつも勉強になります。夏に日本から友人が来るときにまた行く予定です。広島のも見てみたくなりました。
【2009/05/12 22:38】 URL | yorip #2er0zPNY[ 編集]
yorip様へ
あの「ドーピニーの庭」は普段もみられるそうですよv-22
私も主人に聞いて、そしてその後ネットで調べてわかりました。
私も広島の作品を見たくなりましたv-237
主人は一度広島の作品を見ているらしいのですが、その時は「ドービニーの庭」にこのような話があると知らず特に意識しなかったので、今は見たかどうかも覚えていないそうです(笑)
もしよければお友達にもこのお話をしてみてくださいねv-238
【2009/05/13 04:48】 URL | スイスの青空 #-[ 編集]
おもしろい!
知ると知らないとでは見方がかわるね。
スイスと広島にあるというのがなんとも不思議、機会があればぜひ見てみたいな!
絵を見に行った時にこういう説明をスラスラと教えてくれるような人と
行ったら楽しいだろうなぁv-398
【2009/05/13 11:04】 URL | じゅっこ #AOLzvUiA[ 編集]
じゅっこ様へ
そうだよね。知ると知らないとでは見方が変わるよね~
「ドービニーの庭」にこんなお話があるって知らなかったら
普通にさらりと見て、記憶にも残らないくらいだったかもしれない(笑)
すらすら~って説明してくれる人と行ったら絶対楽しいだろうねv-238
あの「マル秘ミュージアムパス(笑)」で
いろんなところにちょこちょこ行かせてもらってるんだけど、
やっぱり解説の字が読めないんだよね・・・(^^;)
もちろん見るだけでも楽しいんだけど、
解説してくれる人誰かいないかなぁ~
【2009/05/14 04:01】 URL | スイスの青空 #-[ 編集]
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グリエッツィ!日本では4年間看護師をしていました。日本での忙しい生活から一転、チューリッヒでののんびりとした生活が始まりました。文化・生活習慣・言語。日本と全くちがったスイスという土地での生活は不安もありますが、楽しくもあります。ドイツ語も英語も話せないため、言葉の壁はありますが、スイスのみなさん優しさに支えられています。超マイペースでのんき者の私ですが、よろしくお願いします。

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